ラーマン大学合唱団の歴史

ラーマン大学合唱団は、2010年10月にラーマン大学PJキャンパス(クアラルンプール市に隣接する市)で、ラーマン大学のTee Sock Sing学生課長の呼び掛けで、結成されました。Tee課長が、彼女とシンガポールのトリニティ神学校の同級生の諸江修に指導の依頼をし、諸江がそれを受け、マレーシアでは初めてとなる音楽専攻以外の大学生による本格的な混声合唱団が創立されました。

2010年の創立後の最初の2年間は生みの苦しみの時代でした。定期練習は、毎週木曜日、午後5時から7時と決まりましたが、出席者の少ない時にはたった1人の学生だけという日もありました。混声4部合唱を歌う合唱団の練習が、指揮者と1人のメンバーでは成り立ちません。しかし諸江はせっかく出席した1人の学生を失望させることはできないとの想いから、学生と2人で重唱して、1人ではできない、ハーモニーを楽しむ練習をしました。2人だけの練習でも、ハーモニーを楽しんだ学生は、練習の終わりには充実した気分になり、次の週には友達を連れてきました。しかしその次の週には、友達も一緒に用事で休んでしまうことが繰り返えされました。しかしどうにかラーマン大学合唱団の灯火をつないできました。

状況が好転したのは、2012年にラーマン大学創立10周年を記念してPJシビックホールでチャリティーコンサートが行われることになり、そのコンサートのメインの音楽団体の1つとして、ラーマン大学合唱団に出演依頼がきた時です。当時、幽霊部員を含めると20名ほどメンバーはいましたが、練習出席者は常に10名以下でした。しかしコンサート出演という目標ができ、そのための練習には常時15名近いメンバーが参加するようになり、本番は15名で出演することができました。

その後は、学内の演奏会などに出演し、順調に活動が行えるようになりました。日本との交流プログラムとしては、千葉の国際理工情報デザイン専門学校の学生との交流会と合唱の披露を定期的に行うようになり、2013年に、京都男声合唱団を迎えてのジョイントコンサートで現在のラーマン大学合唱団の形が出来上がりました。

2013年10月に第1回日本演奏旅行を行いました。東京(新宿文化ホール)、大阪(大阪南YMCA、島之内教会)、千葉(国際理工情報デザイン専門学校)で演奏会を行いました。参加人数は27名でした。(詳細は第1回日本演奏旅行のページをお読みください。)

2015年には、ラーマン大学PJキャンパスの閉鎖とスンガイ・ロン・キャンパス(クアラルンプール市から30キロほど南)への併合に伴い、ラーマン大学合唱団も活動をスンガイ・ロン・キャンパスへ移転しました。それまで4つのキャンパスに分かれていたラーマン大学が2つに集約されたため、スンガイ・ロン・キャンパスは8000人の学生を抱える大所帯となりました。PJキャンパスの際には2000人の学生がラーマン大学合唱団のメンバーの母体でしたが、スンガイ・ロン・キャンパスでは8000人が母体となり、以前より多くの学生がラーマン大学合唱団に入部してきました。

2016年10月、第2回日本演奏旅行を行いました。静岡(AOIホール)、千葉(国際理工情報デザイン専門学校、千葉県立松尾高校)で演奏会を行いました。参加人数は45名でした。(詳細は第2回日本演奏旅行のページをお読みください。)

2016年2月には同志社グリークラブを迎えて、ジョイントコンサートを行いました。ラーマン大学スンガイ・ロン・キャンパス中国楽器オーケストラとの共演のチャンスも多くなりました。

2017年4月に神戸男声合唱団を迎えて、ジョイントコンサートを行いました。8月クアラルンプール日本語キリスト者集会チャペルコンサートに出演、
11月には初めてのクリスマス&ホームカミングデイを開催ました。

2018年4月、第11回諸江修リサイタルに賛助出演、同年6月にはラーマン大学スンガイ・ロン・キャンパス中国楽器オーケストラへの賛助出演、7月にはラーマン大学合唱団の初の自主コンサート「プレリュード」を開催し、600人の観客を集めました。8月クアラルンプール日本語キリスト者集会チャペルコンサートに出演、11月には第2回クリスマス&ホームカミングデイをカジャン市の豪邸を会場にして開催しました。